繊維の歴史
人類が織物の衣服を身にまとい始めたのは実に5000年も前のメソポタミヤ文明の末期だそうです。獣の皮をまとっていた人間がようやく手にした繊維。20世紀中頃にはそれまで、繊維といえばウールやコットン、シルクなどの天然繊維をさしていましたが、なんと石油から繊維が作られました。
その名を「ナイロン」といいます。
ナイロンの登場により、それまで絹で作られ、上流階級のご婦人しか身につけることが出来なかったストッキングが、一挙に大衆化し、化学繊維時代が幕を開けました。
繊維の革命
現在、繊維は衣服だけでなく、さまざまな工業製品の素材として活躍しています。自動車のシートやマット、カーテン、ゴルフクラブのシャフト、F1カーのボディーやホイール、果てはロケットにいたるまで使われています。
繊維の種類も、天然繊維、石油化学繊維、無機化学繊維、混紡繊維など多彩になりました。
私達は今、繊維の第三の革命ともいえる変化のまっただ中に立っています。
絹パワー
そんな数ある繊維の中で、絹は18種類のアミノ酸を含む蛋白質の繊維であり、皮膚に必要な成分を含んでいることから皮膚細胞の活力を増進し、また血管の硬化を防ぎ、若さを保つ効果があると言われています。医学的に注目されているドクターもいます。
また絹には、シミ、そばかすの原因といわれる紫外線を吸収し、綿よりも吸湿、放湿性が高く皮膚を守る作用があるといわれています。
さらに、絹は無数の細かな繊維が集まった複雑な構造をしており、そのすき間に空気をたくさん含んでおり、熱の伝導率が極めて低い為、冬は温かく、夏は涼しく感じられます。
重ね履きの効果
絹の5本指靴下を重ね履きする事で、「血圧が下がった」「頭ののぼせや足の冷えが消失し、体重も減少した」「不眠症が治りカゼをひいてもすぐ治るようになった」「水虫が治り足の裏がスベスベになった」「頭痛や腰痛、ひざの痛みがとれた」などの効果を感じる人も多いようです。
澤田繊維産業株式会社では使用者様の体型に合わせたオーダーメイド手袋、靴下の制作も行っております。
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